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【感情の心理学】プルチック感情の輪(基本感情を色で)

プルチック 感情の環

8つの基本感情


 

複雑に見える
人間の感情を研究するのが
感情心理学です。
 
基本感情は8つ。
 
・怒り
・期待(予測)
・喜び
・信頼
・恐れ
・驚き
・悲しみ
・嫌悪

6つだという分類もあります。
(幸福/悲しみ/怒り/嫌悪/恐れ/驚き)

地域や文化が違っても、
基本感情はほぼ同じことが、
研究されています。

「快」か「不快」か
「強(深い)」か「弱(浅い)」

この2つの指標によって、
基本感情を分類します。

心理学者のプルチックは、
基本感情を「感情の輪」で表現しました。

8つの基本感情は、
もっとも明度が高い
黄色の喜びを頂点として、
色相環で表されています。

https://www.6seconds.org/2022/03/13/plutchik-wheel-emotions/



感情の「色」がみえる捜査官が
被疑者の感情の色から、
被疑者の心理を読み解く、
「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」
というドラマで、
この感情の輪が使用されていました。

感情心理学や発達心理学を学び、
プルチックの感情の輪を
知ったときに、タイムリーに
このドラマが放映されました。

https://ameblo.jp/wthankslove/entry-12768618108.html

対立する感情(移行しにくい)

基本感情が同時に起こり、
混じり合っていきますが、

対立する感情は、混じり合わず
移行しにくいものです。

喜び  ←→ 悲しみ
期待  ←→ 驚き
怒り  ←→ 恐れ
信頼  ←→ 嫌悪

感情のグラデーション

基本感情は、さらに、
その感情がより強いか、弱いかで、
グラデーションによって
表現することができます。

喜びが深まると恍惚に。

喜びがかろやかになると、
平穏に。


怒りが深まると激怒に。

怒りがかろやかになると、
苛立ちに。

感情は混じり合う(2次感情)

基本感情が同時におこると、
混合感情(2次感情)ができます。

まずは、隣り合う2つの感情が
混じり合います。

期待  + 喜び  = 楽観
喜び  + 信頼  = 愛
信頼  + 恐れ  = 服従

恐れ  + 驚き  = 畏怖
驚き  + 悲しみ = 拒絶
悲しみ + 嫌悪  = 後悔

嫌悪  + 怒り  = 軽蔑

怒り  + 期待  = 攻撃

信頼にかけあわせるのが、
喜びか、恐れかで、
感情は、まったく違うものになります。


 

ひとつおきの感情が混じりあうと、

喜び  + 恐れ  = 罪悪感
信頼  + 驚き  = 好奇心
恐れ  + 悲しみ = 絶望
驚き  + 嫌悪  = 憤慨
悲しみ + 怒り  = 悲憤
嫌悪  + 期待  = 皮肉
怒り  + 喜び  = 自尊心
期待  + 信頼  = 運命

2つおきの感情が混じりあうと、

喜び  + 驚き  = 感動
信頼  + 悲しみ = 感傷
恐れ  + 嫌悪  = 恥辱
驚き  + 怒り  = 憎悪
悲しみ + 期待  = 悲観
嫌悪  + 喜び  = 不健全
怒り  + 信頼  = 優越
期待  + 恐れ  = 不安

喜びに何をかけ合わせるかで、
こんなに違ってきます。
 
自尊心には怒りが必要で、
罪悪感にも喜びが混じっています。

風の時代に、感情コントロール

風の時代を
楽しんでいくためには、

感情のあつかいが、鍵になる

無意識のうちに反応して
起こる感情もあります。
 

おなじ光景をみても、

悲しくなる人と、
うれしくなる人、
怒る人もいます。


これまでの人生経験や、
家系的に引き継いだ体験(遺伝)、
背景となる文化、などが、
違いの原因でしょう。

自分の感情に、
ていねいに、クールに、

寄り添って、
自分をまるごと
理解していきたいですね。

聴いてほしい、話したい、
電話カウンセリングは、
ボイスマルシェにて。

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