バイオレットは、
レッドとブルーがおなじ割合でまじりあった色です。
レッドとブルーは両極端です。
レッドはあつく激しく、
ブルーは冷たく落ちついていて、
方向も、
外向的なレッドに対して、
内向的なブルー。
レッドは行動的、アクティブだけれど、
ブルーは内観や内省がとくいで冷静。
そういう、レッドとブルーのバランスをとって、
二項対立を統合して、中庸をめざすのが、
バイオレット。
僧侶や修道女(修道士)、高貴な人を
イメージする色だったりもします。
いかにも地球でリアルに生きている!
という感じがするレッドと、
宇宙の叡智とつながって
ゆったり瞑想するようなブルー、
このどちらもの要素を、
宗教者や高貴な人にみるという感じでしょうか。
*
瀬戸内寂聴さんが、数秘7のかた。
人生のテーマをあらわす誕生数が7で、
数秘7のカラーはバイオレットです。
レッド的な、
情熱や情念にあふれた生き方をされて、
ブルー的に、
内にむかって小説をたくさんかかれる。
あのかんかくが、まさに、
バイオレットな生き方なのかと。
両極端にふれてバランスがとれた方だから、
たくさんの人が魅了されるのでしょう。
かんがえて、
行動してみて、
内観してと、
試行錯誤を繰り返して、
ニュートラルな境地にいたる。
バイオレットをめざすのなら、
具体的には、
レッド的な行動と、
ブルー的な思考を、
どちらもおりまぜながら生きること。
バランスを知るには、
行動して、
思考(内観)することの、
どちらも大切。
自分が思考にかたよっているなと思ったら、
からだを動かして行動してみる。
失敗したらどうしようと
あれこれかんがえるより、
まず、「動く」
失敗も、人生をいろどる、大切な経験ですね。
かんがえすぎて、現実がつらくなって、
現実逃避してしまうことも、
バイオレットのおちいる状況です。
*
瀬戸内寂聴さんのように
かんがえた分だけ動いてみて、
たくさんの経験をつんで、
バイオレットのバランスを
体感していきましょう!