風の時代へと、
意識をシフトさせていくために。
西洋占星術で
あなたを知るときの基本
占い師として書いたコラムの
リライトです。
あなたの魂は、
あなたの誕生日を選んで生まれています。
誕生日はもちろん、あなたの環境も。
なぜ、その誕生日を選んだか?
と問いかけると、
あなたの人生のテーマが浮かびあがってきます。
誕生日のテーマを読み解くアプローチは
いくつかありますが、
その1つが、西洋占星術です。
*
~~~~~
風の時代がやってくる。
~~~~~
と、話題になっていますが、
この言葉はもともと
西洋占星術の用語。
12星座のうち、
風のエレメント、すなわち、
双子座、天秤座、水瓶座のテーマが、
世の中で大切になる時代。
風の時代は、情報の時代。
あなたがなぜ、
その誕生日を選んだか、
西洋占星術の観点から、感じてみましょう。
12星座のテーマ
12星座のおおまかなテーマは
こんな感じです。
あなたの魂が、
そんな風に生きるのを望んだ、
という観点でみたとき、
どんな感じがするでしょうか・・・
<牡羊座> 火のエレメント
・自分で生きる。直感のまま行動する。
・いろんなことにチャレンジする。
・納得できることだけを、自分が納得いくまで。
<牡牛座> 地(土)のエレメント
・五感でじっくりと味わう。豊かさを感じる。
・いろんなことを体感する。ほんものを手にする。
・自分を心地よさで満たす。(もの、人、場所)
<双子座> 風のエレメント★
・いろんな情報にふれる。好奇心のままに。
・いろんな角度からみる(多角的な視点)。
・ポジティブとネガティブを統合する。
<蟹座> 水のエレメント
・ストイックに、繊細に、打ち込む。
・身近な人とアットホームにつながる。
・愛情をささげる、献身的でいる。守る。
<獅子座> 火のエレメント
・クリエイティブに。想像して創造する。
・自分を表現する。演じる。
・恋も趣味も人生を楽しむ。情熱のままに生きる。
<乙女座> 地(土)のエレメント
・類推して、分析して、自分なりに理解する。
・場を調える、和やかにする。
・育む、愛でる(自分以外のなにか)
<天秤座> 風のエレメント★
・超然とふるまい、バランスをとる。
・社交的でいる、人とほがらかに関わる。
・正しさを表現する。公正である。
<蠍座> 水のエレメント
・興味があることのみ、とことん追求する。飽きるまで、
・濃密な人間関係を味わう。
・切望する。こだわる。究極をみつめる。
<射手座> 火のエレメント
・理想をかかげる。ポジティブ志向。
・遠くを、高くを、望む。見上げる。
・目標まで一直線に。最短ルートを進む。
<山羊座> 地(土)のエレメント
・結果、実績、経験を重んじる。
・完成させる。努力を惜しまない。
・目標を定めて、効率重視でかなえる。
<水瓶座> 風のエレメント★
・自律した自由、博愛、平等。
・友愛、ユニセックスな仲間意識。
・論理的に思考し、変化をいとわない。
<魚座> 水のエレメント
・信じる、許す、受け入れる。
・共有する。つながる融合する感覚。
・スピリチュアル、存在まるごとを感じる。
12星座の傾向(自分軸・他人軸)
人生は自分が創っています。
自分らしい人生を創るには、
自分の感性を重んじる「自分軸」が大切。
風の時代は、個人の時代。
個人個人がしっかりと、
自分基準をもっていることが
大切になります。
・・・とはいえ、
自分と他人、どちらを重視したほうが、
その星座のテーマを表現しやすいか、
という観点でみると、
こんな分類ができるでしょう。
<ほぼ自分軸がべスト>
牡羊座、天秤座、射手座、山羊座
<やや自分軸がベター>
牡牛座、双子座、蟹座、
獅子座、蠍座、水瓶座
<やや他人軸がベター>
乙女座、魚座
<やや他人軸>の星座さんは、
まわりとの調和がとれることが、
しあわせに大きく影響します。
自分軸を意識しすぎると、
かえって、
混乱して不安になるかもしれません。
<ほぼ自分軸>の星座さんは、
とにかく、
まわりより自分を最優先にしたほうが、
よい流れを創りだすことができるでしょう。
まわりを気にしすぎると、
自分らしさを
見失ってしまうこともあるかも。
ありのままでいることができれば、
得意分野で
リーダーシップを発揮できるでしょう。
<ほぼ自分軸>の星座さんは、
自分軸ではあるのですが、
少し、
周りをみて自分の行動を決めたほうが、
より安心できるでしょう。
思い切ってほぼ自分軸でいく場面と、
周りをみていく場面を、
直感で感じとってくださいね。
・・・
ここまでの分類は、
生まれたときに太陽があった星座(太陽星座)
のもの。
いわゆる、星占いの星座です。
ですが、
星占いに違和感を感じるかたは、
太陽星座よりも、
他の星座の影響が、
つよい場合もあるかもしれません。
西洋占星術でみていくときは、
太陽以外に、
・月、水星、金星、火星、木星、土星、
・天王星、海王星、冥王星
という10天体が、
どの星座にあったかも、
考慮していくからです。
なかでも、
注目するとより理解が深まるのが、
この3つです。
月星座・アセンダント・冥王星星座
<月星座>
・生まれたときに、月がどの星座にあったか。
・内面(無意識)の自分を表します。
生まれてからしばらくは、
月星座の影響がおおきいといわれています。
・月星座は、リラックスポイント。
長くパートナーシップを続けていこうとするとき、
月星座の相性も、大切になります。
・月星座と太陽星座のエレメント
(火、地、風、水)が異なっている場合、
その場その場で、
しっくりくる方のふるまいを
心がけるとよいかも知れません。
※月星座を調べるためには、
生まれた時間を知っていることが
望ましいです。
一日のうちに月が移動して、
朝と夜生まれでは月星座が違う場合が
あるためです。
<アセンダント(AC)>
・生まれたときに
東の地平線に位置していた星座。
・見た目の印象を表します。
・アセンダントが太陽星座と一致している場合、
あなたは、
見た目も、中身(テーマ)も
ほぼ同じということになるでしょう。
※調べるには、生まれた時間が必要です。
<冥王星星座(世代)>
・生まれたときに、
冥王星がどの星座にあったか。
・冥王星の公転周期は248年。
楕円軌道なので、ひとつの星座に
約12~32年ほどとどまります。
冥王星星座にみる世代
西洋占星術では、
冥王星星座がおなじグループを
おなじ「世代」とみなします。
土星の向う側の天体(トランスサタニアン・天王星、海王星、冥王星)は、どれも、
公転周期がながいので、
天王星、海王星星座がおなじグループも、
おなじ世代とみなします。
現在、社会の中心となっているのは、
これらの冥王星世代です。
世代が違えば、価値観が異なり、
社会で経験しようとしているテーマが
異なってきます。
完全には埋まらない、
世代間ギャップもあるでしょう。
<冥王星獅子座世代>1939年生まれ~
・自分を表現することが、とにかく大切。
・自分の哲学を主張しすぎると、
オレさま、パワハラ、モラハラになってしまう場合も。
<冥王星乙女座世代>1958年生まれ~
・面倒見がよく、
獅子座世代と以降の世代をつなぐ役割も。
・仕事も家庭も、真面目にこなそうとする。
行き過ぎると、自己犠牲に・・・
<冥王星天秤座世代>1972年生まれ~
・就職氷河期を経験している世代。
お見合いが主流だった結婚も、自由恋愛へ。
・フリーランスなど、
会社人間ではない働き方を模索する。
・仕事以外でも、上手に人生を楽しもうとする。
<冥王星蠍座世代> 1983年生まれ~
・人生とは?働くとは?恋愛とは?家族とは?と
じっくりと考えて取り組む。極める。
・オリジナルな発想を温めている。マニアック。
・引きこもり傾向がある場合も。
<冥王星射手座世代>1995年生まれ~
・希望をもち、世界を広げていこうとする。
・海外志向がある。冒険心にあふれる。
・基本は楽観主義で、
飛躍的に向上させるポテンシャルを秘める。
・限界突破。
<冥王星山羊座世代>2008年生まれ~
・現実的。合理的。
・真面目で、手堅い。社会性が高い。
・システム的で、枠組みが
しっかりきっちりしている方が落ち着く。
<冥王星水瓶座世代>
※2023年以降に生まれる。
12星座は、
牡羊座で生まれて始まり、
魚座であの世に還る、
成長ものがたりでもあります。
現代は、
あとから生まれてくる方が、
しっかりとした傾向をもっている時代。
世代は時代をあらわします。
より若い世代に関わろうとするとき、
自分たちの世代の「あたりまえ」「基準」が
もしかしたら、通用しないかも、
という観点をもっていると、
関わり合いがよりスムーズになるでしょう。