イエローは光の色です。
シンプルな印象は、
明るい。楽しい。しあわせ。
イエローは、第3チャクラの色。
より本能に近い情動的なレッドが終わって、
人間的な側面がでてくるところです。
感情があらわれ、
知性があらわれ、
自我もめざめる、
そんな入り口をあらわすイエロー。
三原色のうち、
レッドは外向きで躍動的、
ブルーは内向きで知性的ですが、
イエローは、一方向に定まらない、
内向きにも外向きにもなる、
フレキシブルな、柔軟な色合いです。
男性性をレッドで、
女性性をブルーで表現する場合にも、
イエローはどちらにも属さない色合いです。
極端さを中和して、なだらかにする色。
ニュートラルな色。
イエローはレッドの極端さを
中和する色です。
光そのものの色合いなので、
二元論を超えていける立ち位置です。
内向きにも外向きにもなって、
ニュートラルなイエローには、
つなぐ力もあります。
明るさで、かろやかさで、
極端さをやわらげて、
人と人、
ものと人をつないでいく。
イエローのこういう側面は、
人事とか営業向きの性質ですね。
数秘3のカラーはイエロー、
双子座のカラーもイエローなのですが、
数秘3も双子座もアイデアにあふれ、
明晰な頭脳をもっています。
ひらめきの、アイデアの天才。
そして、
特性の方向性にさだまらない、
柔軟で中和するイエローには、
曖昧さもあります。
ブルーとレッドにたいして、
イエローは、明晰であると同時にあいまいで、
ネガディブないいかたをすれば、
いいかげん、にえきらない、
そんな風にも表現できるのですが、
特定のものにしばられない曖昧さって、
どちらでもないし、どちらでもあるって、
考えようによっては、きわめて優秀です。
この曖昧さがイエローの醍醐味。
二律相反することを、2つの対立を、
やわらげて緩和できるのは、
イエローの力です。
どっちつかずがやわらかさを生みだし、
あいまいさが、極端な対立をゆるめていく。
ものごとには、そして人生にも、
「あそび」が必要で。
場合によっては、
「楽しさ」「あそび」が、
世の中のもろもろを、救うのです。
イエローは、数秘3のカラー
ふたご座のカラーだったりもします。
数秘3でふたご座。
どちらも
かろやかでピュアな好奇心に
あふれています。
好奇心にあふれていて、
常に、新しいことを楽しんでいける気分が、
フレッシュさ、
若々しさとなって、
あらわれてくるでしょう。
ただ。
ものごとは裏表があり、紙一重。
ひとつに決めきれないところ、
ひとめを気にしすぎるところが、
自分を苦しめる場合もあるかも。
だけど、
矛盾そのまま、
悩んだまま、
曖昧なままにでも進めるっていうのは、
とってもすばらしい、
ひとつの才能だと思います。
ウエイト版のタロットに、
愚者というカードがあります。
英語でいうと The Fool。
カードの背景がイエローで、
イエローっぽい印象が強いカードなのですが、
なにものにでもなれる愚者が、
まさに、
賢さと曖昧さをあわせもった
イエローの特長をあらわしているように感じます。